魂の輝きについて

Moekiの思うこと

残り粥

思い出の味ねぇ。。

これはない頭を絞ったら出そう。

実家に皆んなで越してくる前に、祖父と祖母が暮らしていた家に、時折帰っていた頃のお話しです。

明治生まれのおばあちゃまはとても厳しい人でした。 塵などひとつ立てないで居る人なので、私なんか子どもは邪魔でしかなかっただろうなぁと今でも思います。

初めて見つけた祖母のオコタの豆炭の、灰をいじってしまった時の怒りは見るも恐ろしかったなぁ。

子ども時代あるあるですよね。

それからは実家に帰るとひっそりひっそりしていたと思います。借りてきたネコのようにね。。

お正月の晴れ着姿で、滑り台などお転婆な写真も残っていますが、大人しく収まっている私を見兼ね、兄が公園に連れ出してくれてたんですよね。 お兄ちゃまNICEフォロー!

そうそう、味ですよね。

ずばりその鬼祖母が夕飯に少しだけ出してくれる残りのお粥さんのことが、とても懐かしく思い出されるのです。

大和生まれのおばあちゃまは、それは美味しい朝粥を祖父の為に作る人でした。

その秘訣は国から送られてくる茶粥専用の緑茶を砕いた粉末であるらしく、母ですらよく知らない謎の粉だったんですね。

見ようみまねで、母もお抹茶入れたり煎茶で味付けしたりするのですが、なんかが違う‼️

あの味に出会えたら、、、

やっぱり、怖いやろなぁ

※最近、宇治の抹茶塩というのがお粥さんに入れてみると同じ味わいになることを見つけました。2021-12-6

お題「思い出の味」